瓜子姫死すべし?

さて、いままで「瓜子姫の死なないバージョン」を広めよう、と主張していましたが、
「瓜子姫の正体」を書いていて、少々気が変わってきました。
もちろん、「瓜子姫が気を失って縛られる」というのは自分の好みなので、はずさないとして
「最終的に瓜子姫が死亡し、ウリ科の植物になってしまう」という最後は、案外いいのではないか、と思い始めているのです。

理由その1
日本人は悲劇が好き
単純なハッピーエンドよりも、そのほうが心にのこる。
瓜子姫は、あまのじゃくにけがの手当てもされないまま木に縛られて、数日間放置。飲まず食わずで衰弱し、おじいさんおばあさんの看病もむなしく死亡。
最後に「おじいさん、おばあさん、ありがとう、しあわせでした」と言い残して。
なんて、いいんじゃないでしょうか?

理由その2
さまざまなかたから瓜子姫のイラストをいただきました。(画集
そのかわいい瓜子姫を見ているうちに、
「瓜子姫に歳をとってもらいたくない」
と思うようになってきました。
瓜子姫は、少々幼い娘だからこそ魅力があるのであり、そのままおばさんになり、おばあさんになり……なんていうのは、あまり考えたくないです。
美しいままではかなく命尽きたほうが、瓜子姫のイメージにピッタリなのではないか。
そんな気がするんですね……。

うむ、難しい問題だ……。


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