プリンセスメロン?
近所の農家のおばさんから小ぶりのメロンをいただきました。 もはや、田舎でも普通につくって食べているのはメロンで、 瓜 なんてものは食べるどころか作ってすらいません。 せいぜいお漬物用か、料理用で、 身近な果物とはとてもいえません。 そして、ふと思う。 瓜ではなく、メロンから生まれたお姫様ばらどうか? メロンなので、舞台は西洋風。 すると、川で洗濯というイメージではない。 また、西洋風だと、あまりおじいさんおばあさんというイメージじゃない。 もちろん、あまのじゃくなんていない。じゃあ、別の西洋妖怪に変えよう。 柿をとりにいくのも却下。 他の果物にしよう。 と変化させると 1、子どものいない夫婦。ある日、夫はきこり。仕事の帰り道、川を流れている大きなメロンを拾う。 2、持ち帰ってきると、中からかわいい女の子。ふたりはその子に「プリンセスメロン」と名づける。 3、メロンは大きくなると、美しい娘になった。ある日、養父母は街へ買い物に行くことになった。 4、メロンがひとり糸を紡いでいると、いたずらものの森の妖精がやってきて、戸をあけさせる。「一緒にりんごをとりに行こう」とメロンを誘い、メロンはりんごほしさについていってしまう。 5、妖精は、りんごの木にのぼって自分ばかりパクパク食べる。メロンが「わたしにもとって」というと、熟していない硬いりんごばかりなげる。それがメロンの頭にあたり、メロンは気をうしなってしまう。 6、妖精は、メロンを木に縛り、メロンに化ける。 なんてどうでしょう? こんど本格的に書いてみようかな。 |