瓜子姫はなぜ可愛く描かれないのか?

注・これはエッセイなので、思い込みの要素が非常に強いです。

瓜子姫は、案外絵本が出版されているほか、漫画でもたびたに取り上げられています。
それなりに、絵になっているんですね。

しかし、なぜか素直に

可愛い

といえるように描かれていないことが多い(様な気がする)んですよね。
もちろん、可愛く描かれているものもたくさんあります。
しかし、大半は
「土でこねた人形のような」
「うりざね顔、というより瓜に目鼻を描いたような」
「単純な落書きみたいな」
ものが多いのです。もちろん、手を抜いているとかそういうことではなく、みな立派な画家様なのですが。
欧州の昔話のヒロイン、またはかぐや姫などが大抵可愛く描かれているのに対して明らかに差があるように思います。
その理由としては
・舞台が農村で、瓜子姫も農村の娘。それにあわせて、素朴なイメージの絵にしている。
・あまのじゃくに酷い目に遭わせられるストーリーのため、あまり可愛く描くとかえった生々しい
・ストーリーの影響で子どもより大人のほうが興味を持ちやすい。そのため、大人向けの絵柄にしている。
といった理由があるのでは、と勝手に推測しています。
瓜子姫、可愛い絵柄で本にすれば、絶対人気がでるとは思うんですけどね。
最近のいけない大人に(笑)

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