狙うか? アキバ系への普及

「瓜子姫」はどちらかというと大人向きの内容でしょう。
「留守番している女の子のところに妖怪が来て連れ出される。そして山の中に放置」
というのは、どんなにがんばっても、やはり子どもに読ませるには抵抗をもつ方もいるのではないでしょうか?

そこで、少し違った発想
「あえて、おとなにもアピールする」という作戦です
もちろん、大人だけでなく、子どもも楽しめるものであることが重要。
つまり、
「おとなと子どもが同時に、しかし別の視点で楽しめる」
という点を狙う方法です。
おとなにとって瓜子姫は
「美少女が、山の中で(場合によっては意識を失って)縛られている」
というちょっとその手のひとが喜びそうな展開です。
事実、声優の田村ゆかりさんが朗読する「瓜子姫」のCDは、いわゆるアキバ系のひとたちの大うけだったそうです。
そこで、あえてそういったひとたちに「萌え」を感じさせる絵柄で絵本をつくり、そういった層にもアピールすることが必要ではないでしょうか?
もちろん、これはやりすぎれば
「卑猥だ」
というイメージが増大し、
子ども読者は皆無になる、という危険性もはらむためバランスが非常に重要でしょう。
しかし、ここは「瓜子姫の普及」を目指すため、あえて主張させていただきます





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